2020/7/13

飛騨ローズ

奇跡!イングリッシュローズの食用バラ

飛騨ローズの里、飛騨市河合町角川は高山市からさらに車で40分ほどの山に囲まれた美しいまちです。バラ畑は小鳥川という愛らしい名前の清流のほとりにあります。生産しているバラはデビッド・オースチンの「ウィリアム・シェークスピア2000」(赤色)、「グラハム・トーマス」(黄色・殿堂入りのバラ)、「マサコ(エグランタイン)」(ピンク)、「シャリファ・アスマ」(ピンク)など、どれも香りの高いものばかり。
イングリッシュローズのような鑑賞用の、しかも香り高いバラを無農薬で育てるのはとっても難しいことなのですが、代表の堂前さんは十数年もの間、改良に改良を重ねて、とても良質な食用バラを生産する技術を生み出しました。畑を訪ねると、素晴らしい芳香が出迎えてくれます。
畑の数百メートル先には「香愛ローズガーデン」というバラ園があります。1,300種 5,000株以上のバラが植えられていて、高地のため、開花が遅く、こちらで花が盛りを過ぎてからでも十分に美しいバラが楽しめます。

ウィリアムシェイクスピア2000のつぼみ

清流のせせらぎが花摘みのBGM

ひとつひとつ丁寧に花を摘む


バラ畑の代表、堂前さん

若い茎にそっと触れる代表の手

山あいの景色の中に可憐に咲くバラ(香愛ローズガーデン)